




中学~高校~大学までオンラインゲームにハマっていたへちまです。
ファンタシースターユニバース(PSU)でネカマをしていたらお姉ちゃんができた出来事について当時の闇日記を読みつつ思い出して書きます。
※記事内の名前やキャラクター名は仮名です。
前回のお話はコチラからどうぞ↓
ゲルナに呼ばれたもう一人の人物
前回、ストーカーらしき男「ゲルナ」が重なるように座ってきました。
この重なって座るという行為、仲の良い人となら良いのですが、よく知らない人にやられると怖いし純粋にイヤです。



そこで現れたもう一人の人物。
???「メールで呼ばれたから来たんだけど、その子は誰?」







ゲルナ
「そういえばよんでた」
「ももはきのうあったばかり」



パナップ
「はぁ…あたし以外にもちょっかい掛けてるわけね…」
現れたのは金髪ツインテールのニューマンの女の子。
名前はパナップというらしい。
パナップさんもゲルナにちょっかい掛けられてるのかな。
などと考えていると、パナップさんの提案で3人でディ・ラガン(ドラゴンのボス)を狩りに行くことになりました。




パナップ
「ま、せっかくわざわざ来たんだからディ・ラガンでも狩りに行きましょ」







ゲルナ
「じゃあ3にんでいくか」



ももグミ
「行きましょー!」



ももグミ
(パナップさんがまともそうな人で良かった…。ゲルナと二人きりはキツい…)
PSUはアクションRPGなので操作の上達やキャラの育成はもちろんあります。
ストーリーもありますし、レアアイテムを掘るハクスラ要素も楽しいです。
でも一番の魅力は他プレイヤーとのコミュニケーションなんですよね。
キャラクターからフキダシが出てチャットができるのはファンタシースターシリーズの特長です。
無機質なログが画面下に表示されるだけではなく、キャラクター同士が会話している雰囲気がとても好きでした。
キャラクターの着せ替えやロビーアクション(ダンスなど色んな動きがさせられる)によるコミュニケーションも楽しいです。
ゲームメインというより、どちらかと言えばゲームもできる高機能チャットツールとして使っていた気がします。
残念ながらPSO2では共有スペースでのチャットがご法度な風潮になってしまい(FF11民の影響?)、なんだか寂しいなと感じています。
パナップさんが明かす衝撃の事実
やっぱり3人いると攻略がかなり楽です。
2人では苦労したディ・ラガンがかなりアッサリ倒せました。
パナップさんはニューマン種族ですが、この種族はテクニック(魔法的なもの)が得意です。
ゲルナは射撃、ももグミは打撃だったので、いい感じのバランスのパーティになっていました。
ゲルナはチャットが遅いので無理ですが、パナップさんとはミッション中にもたまにチャットをしながら遊んでいました。
この人は話しやすい…良い!
いくつかミッションをクリアし、広場のような場所に着いたので休憩です。







ゲルナ
「ちょっときゅうけいーすぐもどる」




パナップ
「ももちゃん、パートナーカード交換しよ」




ももグミ
「うん!ぜひ!!」
(パートナーカードを送る)
パナップさんとフレンドになれてやったー♪と思っていたら、早速ティロン♪とメールが届きました。
■メールのやりとり
パナップ「ももちゃん、ゲルナに変なこと言われたりしなかった?」
ももグミ「え!言われたよ!パナちゃんに会うちょっと前に「もう離さない」って言われたw」
パナップ「あぁーやっぱり…ちょっと変なんだよねこの人w」
ももグミ「やっぱりなの?wストーカーっぽいこともされてる気がする…」
パナップ「会って一日でストーカーwwwでもわかる。あたしも言い寄られて困ってるんだよね~」
どうやらパナップさんも被害に遭っているご様子。







ゲルナ
「ただいまーといれいってた」



パナップ
「そういうのは言わんでよろしい」
離席していたゲルナが帰ってきちゃいました。
しかしゲルナのチャットは遅いので、ゲルナの相手をしながら裏でメールのやり取りを進めることも可能!
というわけで、パナップさんの話を詳しく聞いてみると…
■メールのやりとり
パナップ「私もゲーム内で知り合ったんだけどさ。別にいいかと思ってケータイ番号教えちゃったんだよねw」
ももグミ「えぇぇ!!それはマズくない!?」
パナップ「まぁ最悪着拒するからだいじょぶw一度電話掛かってきて話したんだけどさ~。ゲルナの本名ヒデキで28歳だってwww」
ももグミ「うわ、ヒデキ結構おっさんだw」
パナップ「ねwあたし彼氏いるのに電話でめっちゃ口説かれたし~。あ、あたしの名前チカね!大学生!ももちゃんは高校生くらい?」
ももグミ「え!!正解だけど!!なんでわかったんですか!?」
パナップ「やっぱりwww本名は「ももこ」とか?」
ももグミ「あ、惜しいw「ももか」です!」
パナップ「分かりやすwてかかわいい名前でいいな~!あと別にタメ口のままでいいよw」
ももグミ「ありがと!あ、じゃあタメ口でいくw」





こうしてももグミの中の人の名前は「ももか」、現在高校生という設定が確定しました。
当時は28歳のヒデキを「おっさんw」って思っていましたが、今や自分が年上になってしまった悲しみ…。
というところで、ちょうどお昼の時間になったので今日は解散することに。







ゲルナ
「ひるめしーきょうはいそがしいからおちる」




パナップ
「ほーい!おつかれ!あたしも落ちるわ」




ももグミ
「おつかれさまー!またねー!」
心強いお姉ちゃん
翌日、ゲルナに誘われたのをなんやかんや理由を付けて断り、パナップさんと二人で遊びました。




パナップ
「アイツやばいわ…あたしの写真待ち受けにしたって言われた…」



ももグミ
「それはホントにやばい…。てか写真渡しちゃったんだ…」




パナップ
「しつこいから送っちゃった…。でも普通待ち受けにはしないでしょwももちゃんも気を付けてね」



ももグミ
「ありがと!とりあえず二人では会わないようにするw」




パナップ
「ももちゃん妹みたいでほっとけないわwゲルナと何かあったらおねーちゃんに相談しなね!」



ももグミ
「ありがと!ホントに心強い!パナお姉ちゃんと出会えたことだけはゲルナに感謝してるw」



パナップ
「あ~wお姉ちゃんはなんかやっぱ恥ずいな…」





パナお姉ちゃんいい人すぎる…
(ネットリテラシーはガバガバだけど)
ネカマスキルツリーの確認
ネカマスキルツリーを確認します。
名前が決まったこともあり、この段階でももグミの中の人の設定を具体的にしておきました。



■年齢
年齢は当時の自分の実年齢の2つ下にしておきました。
自分が当時高3だったので、中の人は高1という設定ですね。
あまり離れるとジェネレーションギャップが発生してシミュレートが難しくなります。
■血液型・誕生日・住所
血液型は自分と同じに、誕生日は自分が覚えやすい日付に設定します。
住所も自分が詳しい土地にするのが無難です。
■身長・体重
身長や体重はその年齢の女性の平均データからあまり離れすぎない程度に設定しましょう。
ももグミの中の人は成長が遅めのデータに設定しました。
■キャラ
キャラについて、へちまにはイケイケ女子のシミュレートは難しいので、世間知らずでポケ~っとしてる感じのキャラにしておきます。
■その他(境遇・家庭環境)
メイクなどの話題はボロが出やすいので危険です。
そういうことに無頓着で詳しくなくても仕方ないと思わせる境遇や環境を設定しておくと、いざというとき言い逃れできます。
まとめ
個人情報は公開してはいけません。
ここ、テストに出ます。
自分で考えたネカマの中の人の設定であっても安易に公開しないようにしましょう。
なるべく情報は出し渋った方が①安心かつ②お得です。
①安心
変な人に連絡先がバレると面倒なことになります。
たとえ着信拒否をしたとしても、報復として電話番号を悪用される可能性があります。
メールアドレスを教える場合も、普段使いとは別に捨てアドを取得しましょう。
②お得
聞かれてもいないのに女性アピールされると逆に怪しくなります。
ネカマとしても情報はゆっくり出していく方が効果的です。
基本的には「状況的に情報を出さないと不自然になる場合」を除いて何も言わなくてOKです。
第5話 完
というわけで、ストーカーされた結果お姉ちゃんができたネカマのお話でした。
今回は共通の敵?がいたことで、リアル女性とすぐに仲良くなれました。
リアル女性の味方はネカマ人生を安全にするのでグッジョブです。
次のお話ではPSU内に安住の地を見付けます。
第6話に続く…
ネトゲやネカマを題材にした漫画のオススメです!
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