





中学~高校~大学までオンラインゲームにハマっていたへちまです。
前回に続きテイルズウィーバーでネカマをしていたときに起こった事件について高校生当時の手書き日記を読みつつ思い出して書きます。
前回のお話はコチラからどうぞ↓
テイルズウィーバーでネカマ継続プレイ中
高校3年の夏休み、テイルズウィーバーでネトゲ三昧の日々を送っていたときのお話です。
第2話に続き、相も変わらずももグミというキャラでネカマとして遊んでいました。












高3にしてネカマの楽しさに目覚めてしまいました。
人狼ゲームみたいで楽しいんですよね。
ネカマは人狼ゲームみたいなもの?
みなさんは人狼というゲームをご存じでしょうか?
人間チームと人狼チームに分かれて戦う遊びです。
人間の村に、見た目は人間と全く同じ人狼が紛れ込んでいます。
■勝利条件
人狼を駆逐したら人間チームの勝ち。
人間が全滅したら人狼チームの勝ち。
人狼チームは毎晩人間を殺します。
人間は人狼が活動できない昼間に話し合いをして、人狼と疑わしい人を見つけ出して処刑します。
人狼はあたかも自分が人間であるように振舞います。
人間チームは何とかして人狼を見つけ出さねばなりません。
人間チームはただの村人が多いのですが、中には特殊技能を持つ人がいます。
(例)占い師:1日1回誰かを占って、その人が人狼かどうか知ることができます。
■人狼について詳しく知りたい方はコチラ↓
https://jinrodou.com/whats-jinro/
ネカマのイメージは人狼にとても近いんです。
ネカマが人狼。
通常男性プレイヤーが村人。
リアル女子は人狼を見抜く能力を持つ占い師
といったところでしょうか。
村人(男性プレイヤー)は人狼(ネカマ)に食われます。
一方人狼はバレたら処刑されて負けです。
人狼が占い師(リアル女子)に近づくのは身バレの危険がありますが、
逆に占い師を味方にできれば村人から人狼だと疑われにくくなります。
普通の人狼では、村の中に人狼が何人いるか分かった状態でゲームがスタートします。
なので、村人は最初から警戒モードです。
ネカマ人狼はその村に人狼がいるのかいないのか分からない状況でスタートするため、基本的に警戒されておらず、人狼側が有利になります。
ただ、人狼(ネカマ)が複数いた場合は話が別です。
人狼同士で同士討ちを始めることになりかねません。
人狼同士の戦いはひたすら不毛です。
秘密裏に相手がネカマだという証拠を手に入れ、村人たちの前で何気なく暴露するゲームへ変貌します。
ただ、生き残った人狼は村人から信用を得られるため、確定勝利となります。
※どちらかが狂人となり、共存を目指す道もあります。
(狂人:人狼のサポートをする人間。人狼チームが勝利すると勝利となる)






このバレるかバレないかの駆け引きが面白いんです
リア充ならぬネト充
そんなこんなで色々ありつつも、ももグミはゆにこちゃん(クラブ唯一のリアル女子)と仲良くゲームを遊んでいました。
だんだんとクラブにも溶け込み、クラブ内の男性プレイヤーからアイテムをもらったり、攻略を手伝ってもらったりすることも増えました。
クラブ内の人間関係は良好、ゲーム攻略も快適な状態です。
そして何より、占い師であるゆにこちゃんを仲間にできているため、ネカマがバレるリスクはかなり低いです。



しかしその占い師が事件を起こします。
占い師、爆発す
その日はゆにこちゃんの機嫌が悪そうでした。
悩みごとだったら相談に乗れるかも知れないし、ひとまず冒険に誘ってみます。




ももグミ
「ゆーにこちゃん!あーそーぼーっ!どこいくー?」



ゆにこ
「どこも行かない。てかさぁ、なんか最近みんなももちゃんに甘すぎじゃない?」




ももグミ
(確かに甘やかされてる…。装備とかアイテムももらっちゃってるし…)
「そぉ?でも確かにこのクラブみんな優しいよね!」



ゆにこ
「みんなももちゃんだけ誘ってあたしに声かけないし。絶対ももちゃんにばっかひいきしてる!」
クラブ内チャットで話していたので、この会話はクラメンみんなに聞こえています。
…と、ここですかさずクラブのリーダーがフォローに入ってくれました。
リーダー「考えすぎだって!ももグミが入ったばっかだから色々教えてあげてただけだよ。これからはゆにこも誘うから一緒に遊ぼうぜ?」
ゆにこちゃんもみんなが構ってくれなくて寂しかったんだよね。
さすがリーダー、ナイスフォローです!
これで一件落着…と思いきや。



ゆにこ
「うるさい!このキモオタが!ももちゃんと最初に遊んでたはあたしなんだから、あたしのももちゃん取らないでよ!!」






そっちかぁー!
ももグミ、モテ期到来。
このあと何とかゆにこちゃんをなだめて落ち着かせました。
リーダーは2日間音信不通になりました。
ネカマスキルツリーの確認
今回もネカマスキルツリーを確認します。
細かい経緯は載せていませんが、主にゆにこちゃんとチャットをする中でももグミの中の人の設定が結構定まってきていました。
スキルツリーに反映しておきます。
※こうした情報を忘れて誤爆すると詰みます!
設定情報はノートまとめておきましょう!



さて、今回でそろそろリアル女子の心をつかめたと言えそうです!
上手に頼るスキルの活用により、クラメンに姫扱いされることも増えました。
この辺りの対人関係スキルはネカマLv3と定義しておきます。
ゲームの攻略は正直Wikiなどで調べた方が早いです。
…が、あえて誰かに教えてもらうというのがテクニックです。
何かを教えてもらったらちょっと大げさに喜びましょう。
たとえそれが既に自分が知っていることであったとしても、教えてもらって初めて理解したようなリアクションができるとベストです。
(例:え!ホントだ!すごい…やっぱ○○さんに聞いて良かったぁ、など)
そうすると、教えた側の承認欲求が満たされます。
男性は自分のことを尊敬してくれる人・承認してくれる人に好意を持ちやすいので、ちょっと褒めただけでアイテムをくれたりします。
※驚くほどカンタンに貢物をされるので、あまりに分不相応なモノを贈られそうになった場合はしっかり断りましょう。
やりすぎるとガチ恋されるのでほどほどに…
まとめ
- 敵を作らない
(攻撃されにくいキャラ作り) - 中の人の設定やクラメンとの関係性はノートにまとめておく
(忘れると最悪詰む) - 特定の人と仲良くなりすぎない
(友達以上恋人未満の距離を保つ)
第3話 完
というわけで、リアル女子に嫉妬?されたネカマのお話でした。
そろそろネカマ中級者を名乗れるでしょうか。
高3の夏休みが終わってTWはプレイできなくなり、価値のあるアイテムはゆにこちゃんにプレゼントして引退しました。
そしてまたしばらく後、別のゲームで新たなネカマライフを始めることに…。
第4話に続く…
ネトゲやネカマを題材にしたアニメはたくさんあります。
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