ミニ四駆超速GPを数式で攻略する手順【ソロプレイヤーにもオススメ】

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レッツ&ゴー世代のへちまです。
ソシャゲ「ミニ四駆 超速グランプリ」を数式で攻略する方法をシーズン17:デジタルコブラを例にしつつご紹介します。

超速GPを数式で攻略するってどういうこと?

現在開催中のシーズン17:デジタルコブラサーキットでは、初日5/21の朝6時と昼12時の2回のレース結果から以下の式を導出しました

完璧に成り立つ数式ではありませんが、コースアウトしそうかどうかを判定するのに未だに活用しています。
数式で攻略するというのは、セッティングを当てずっぽうで試すのではなく、超速GPを理解してやろうという切り口でプレイすることです。
これ、パズルを解くような新しい感覚で結構ハマります。

超速GPを数式で攻略するメリット

コースアウトを回避できる!
一番大事なことです。
1日に4回しかないレースをコースアウトするとショックが大きいんですよね。
第一コーナーで即COして、ハイ、6時間待ち…
そんなに待てません!
数式でコースアウトしない条件にアタリを付けられればちょっと安心です。


ソロでもチームに対抗できる!
超速GPのレースレコード保持者の名前を見て、名前の最後に【○○○】などとチーム名が書かれているのを見たことがある人も多いと思います。
超速GPにおいてはチーム内の攻略情報共有や議論、セッティングとタイムのデータが大量に揃うことは非常に強力なのです。
そこに対抗しようと思ったら、普通にやって勝つのは難しいでしょう。
少ない試行回数で効率的に攻略しようと考えたとき、数式はとても便利です!

へちまメモ

私は微課金プレイヤーですが、つい先日まではソロで攻略をしていました。
レースの試行回数も少ないので最適セッティングが分からず無駄にコースアウトを連発…。
仲間のコースアウト理由を共有できるチームの人にはどうやっても勝てないと思っていました。
そこで何とか対抗できないかなーと思って数式攻略を始めた次第です。

なお、今はチームに加入していてチームの強さを実感しています
このチーム、なぜかスプラトゥーンばっかりやっている気がしますが…。

数式攻略の手順

ザックリ絵で描くとこんな感じです。

数式攻略フローチャート

超速GP新シーズン

新シーズンが開幕したところから手順を追っていきます。
まずは超速GPの攻略情報を見ておきましょう

攻略情報

例えばデジタルコブラの攻略情報を読むと、デジタルコーナーやコブラストレートの衝撃が凄まじいということが分かります。
「耐久を高める必要があるっぽいな~」ぐらいの認識が持てたらラッキーです。

また、
>スキル:デジタルがついているパーツが有効だぞ!
とも書いてあります。
そしたらスライドダンパーを装備した方が良さそうですね

攻略情報の罠

デジタルコーナーを速く突破するには確かにスライドダンパーが有効なのですが、実はスキル:デジタルを付けると高速でコーナリングができる分耐久がモリモリ削られる、といった罠もあったりします。
攻略情報は全面的に信用するのではなく、参考情報程度に留めておきましょう

では、この情報を知ってどんなマシンを最初のレースに登録すればいいのでしょうか。

安全運転

最初のレースは安全運転で行くのがオススメです。
その理由は、完走データを1つ確保しておきたいからです。
多くの人が最初のレコード1位を狙ってそれなりに攻めたセッティングをし、その結果COしてTwitterなどで「○○で飛んだー」と情報を上げてくれます。
そのため、COデータは何やかんや集まるでしょう。
完走したデータは秘匿されることが多いので自分で1個確保しておきましょう。


では安全運転マシンの構成を考えます。
先ほどのデジタルコブラ攻略情報の例だと、耐久を高めにしておいた方が良さそうなのは何となく分かります。
スキル:デジタルを持ったスライドダンパーも付けておいた方が良さそうです。
コーナーや高低差も多いので速度を出し過ぎるとCOしそうです。
登った直後のカーブでCOすると怖いのでブレーキも付けておきます。
とりあえずノーマルモーターで行っておけば大丈夫な気がします。

そんなこんなで私が登録した最初のマシンとレース結果はこんな感じでした。

強化パーツ無くて全然耐久盛れていません

周りは大量の「耐久不足」によるCO。
Twitterも耐久不足がトレンド入りしていました。

データ集め

最初のレースが終わったらTwitterや5chでデータを集めます
集めたいデータはステータス、診断画像とタイム(あるいはCO)です。
それをエクセルに入力してリストにしていきます。
まずは3つくらいデータが集まったら御の字です。

集めたデータ表

数式組み立て

S17:デジタルコブラは「耐久不足」がキーになっているようなので、耐久に的を絞って式を考えます
スタミナ耐久に関してゲーム内で以下の情報が得られます。

スタミナ耐久情報

どうやら衝撃でダメージが蓄積するとコーナー安定が下がってコースアウトするようです。
対策はやはりスタミナ耐久を高めることのようですね。

スタミナ耐久の情報

・衝撃でコーナー安定が下がる
・コーナー安定が下がるとCOする
・スタミナ耐久を上げると衝撃を防止できる

という情報が得られました。
まとめると、スタミナ耐久とコーナー安定を上げれば衝撃に耐えてCOしないということです。

これを式にしてみます。
 スタミナ耐久とコーナー安定が衝撃に耐えればOK
⇒スタミナ耐久 × コーナー安定 > 衝撃
⇒スタミナ耐久 × コーナー安定 > 最高速度 × 何か

衝撃」というパラメータはありません。
速い方が衝撃も大きくなりそうなので、とりあえず最高速を使ってみました。
(重い方が衝撃も大きくなりそうなので重さも入れておいて良かったと思いますがこの時はまだ気付いていません)
式の予想ができたのでデータで確認します。
上の式を満たす「何か」を集めたデータで無理やり合わせます。

数式組み立て表

ハイ、とりあえず「何か」=5000とすれば3つのデータを満たします。
これで最初の判定式が完成です!
この段階で自分は以下のTweetをしました。

データ集め(2回目)

2回目のレースをわくわくしつつ、Twitterや5chでデータを集めます
Youtubeに解説動画も上がってきますので要チェックです。
意外とさっきの判定式が成立しているなーと思っていたところ…

2回目のレースで自分のマシンが自分の説を破壊しました

コースアウトしたマグナムの診断画像

サイクロンで挑んだ結果、
コーナー安定 × スタミナ耐久 = 330561
最高速 × 5000 = 199750

だったにも関わらず5周目でCOしました。

2回目のレース後のデータ

ギリギリではなく大きく破綻したので判定式の見直しが必要です。

数式検証

有効データ9個の時点で先ほどの判定式は成り立たなくなりました
数式を再検証します

とりあえず関係しそうなパラメータを挙げていきます。
衝撃力はマシンがカーブにぶつかる衝撃の力ですので、その状況をイメージしてみます。

衝撃イメージ

コーナー減速できれば衝撃は小さくなりそうです。
あるいは軽いマシンなら衝撃は小さくなると想像できます。

したがって、コーナー安定スタミナ耐久最高速に加えて、コーナー減速重さも関係しそうです。

これを判定式の形にしてみます。
 スタミナ耐久とコーナー安定が衝撃に耐えればOK
⇒スタミナ耐久 × コーナー安定 > 衝撃

ここまでは前回と一緒。
関係しそうな新パラメータを追加すると、
 コーナー減速と重さで衝撃を弱くできる!
⇒スタミナ耐久 × コーナー安定 > 最高速度 × コーナー減速 × 重さ

すべての数値が同じ重みとは考えにくいので、上の式を満たすように各パラメータの倍率をデータに合うようエクセル上で調整していきます。

計算式をデータに合わせこむ図

例えば、コーナー安定よりもスタミナ耐久の方がCOに大きな影響を与えていることがデータから分かります。
コーナー安定は2分の1とかの倍率では条件式を成立させられなかったので思い切って√に入れてみたらぴったりハマりました。
最高速はCOに大きな影響を与えていることがデータから見えたので2乗にしてみました。
遠心力の式などを調べてみると、「速度の2乗×質量」といった形はよくあるので正しそうな気がしてきます。

パズルがカチッとかみ合った条件式がこちらです。
スタミナ耐久 × √(コーナー安定) > 最高速の2乗 × コーナー減速 × 重さ × 0.1

この条件式ならこれまでに集めた9個のデータすべてを満たします。
条件式が成り立った瞬間の気持ち良さよ!
進化した判定式が完成です!

こうして記事冒頭のTweetをしたわけです。

ちょっと形は違いますが同じ式です

この式が意外と当たっており、数十個単位のデータを確認していますがほとんど成立しています。
耐久ボディの場合は耐久値を1.2倍程度と調整したり、スキル:デジタルの場合はダメージを大きくなるよう補正したりは必要です。

またデータを集めて成立しなくなったら、微調整を繰り返して精度を高めていきます。
別に完璧な式にならなくたって良いんです
ちょっとでもパラメータ調整の指標・参考になれば攻略が格段に楽になります

まとめ

超速GPの数式攻略はこんな手順で行っているというご紹介でした。
中学時代の数学の公式を使うなどで脳トレにもなるので、おじさん脳への良い刺激になります。
みなさんもぜひ挑戦してみてください!
次のレースまでただ6時間待つのではなく、たまには数式で攻略してみるのも楽しいですよ!



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